フロアタイルの施工方法【DIY】
フロアタイルのDIY施工にチャレンジしてみませんか?
デザイン性もありカッターで加工できるフロアタイル!
糊の扱いに慣れてくれば、DIYで綺麗に仕上げることも十分可能です!
・カッター(大きな刃のもの)・・・素材が硬いものなので、小さめの刃だと折れやすくて危険です。
・定規(大きい定規)・・・貼る形に裁断したり、線を引いたりするのに使います。
・メジャー・・・各箇所の寸法を測ったりするのに使います。
・鉛筆・・・裁断する箇所を下書きするのに使います。
・型紙(同じような大きさ)・・・入り組んだ切込み箇所などの形を取ると作業が楽になります。
・ドライヤー・・・フロアタイルを暖めることで柔らかくなり、施工が楽になります。
・墨付け機・・・貼るための目安の線(直線)をつけるのに使います。
・糊、糊はけ・・・下地の種類・用途によって最適な糊をお選び下さい。
・ローラー・・・フロアタイルを貼った後に圧着するのに使います。
・その他・・・掃除機・ほうき・ゴミ袋
フロアタイルなどの仕上げ材は、ゴミや大きなホコリをそのままにして貼りこんでしまうと、表面に凹凸が目立ったり、糊のつきを悪くしてしまう可能性があります。とにかくキレイにしてから次の作業に移りましょう。
ひとつの作業が終わったら清掃、また清掃と繰り返し行なうことをお勧めします。
どんなに熟練した職人でも、これから仕上げていく下地の状態が悪ければ素晴らしい状態に仕上げていくことはできません。それほど下地の状態は仕上がりを左右するのです。既存の床材を剥がした跡や、明らかに凹凸があるような場合はできるだけ平らな状態に調整しておくことが大切です。
写真では全面の下地処理をしていますが、手で触ってみて下地が悪い箇所のみで大丈夫です。
パテが乾いたら、さらに凸凹がなくなるようにペーパーでサンディングします。
フロアタイルなどのすでに規格(形状や大きさ)が決まっている材料はどこから貼り出しても良いわけではありません。貼りやすいからといって適当に貼り始めてしまうと、部屋の隅に半端な大きさの箇所が残ったり、曲がって貼ってしまいます。確実に順序に沿って作業を行なって下さい。
1.部屋の大きさを把握する・・・縦横の寸法をとり、対面に線を引き部屋の中心を出しましょう。 隅や入口近くなどのフロアタイルが極端に小さくならないようにバランスをとって中心を出します。部屋の隅に小さい材料が入らないようにしっかり計算しましょう!
2.部屋を半分に分け墨を打つ・・・部屋の中心にまっすぐな線を引きましょう。これは貼り出していく大切な線なので、慎重に墨うち機などを使ってしるしをつけていきます。
貼りだしの線が引けたら次は糊を入れていきます。再度清掃をして次の作業に進みましょう。
フロアタイルはその材料の性質上、そのままにしておくとスルメイカのように反り返ってきてしまいます。そのため、貼る材料と下地にあった糊をひき、圧着する必要があります。付属の糊ヘラを使い、均等に糊をなびいていきます。そしてオープンタイム(乾くのを待つ時間)を空けてから圧着していきます。
1.清掃した床に糊を適量おとします
2.専用ヘラで均等にならして床に塗っていきます。
3.糊の表面を軽く手で触ってもベタベタしない程度まで乾かします。
一度に全部は塗らずに、作業スペースを残しながらブロックごとで施工します。
ではいよいよ実際にフロアタイルを貼っていきましょう。
割り付けをしてひいた線に沿って間を空けないようにきっちり・まっすぐに貼っていきます。この貼りだしが重要です。ほんの数ミリのずれが3m先ではかなりの目違いを引き起こします。定規などをあてて慎重に収めていきます。このまま部屋の端まで、真物(新しい加工していない1枚)が入らなくなるまで貼っていきましょう。
ローラーを使って圧着して貼っていきます。このときズレないように気をつけましょう。
ここからは部屋の形に沿ってカットしていく作業に入ります。この作業はいくつかのやり方がありますが、ここでは真物のフロアタイルを定規にして使う方法を紹介していきます。
1. これから貼るフロアタイルの一枚手前の張り終えているフロアタイルの上にずれないように真物のフロアタイル(A)を置きます。
2. 次にその上に定規代わりのフロアタイル(B)を壁につけ鉛筆でしるしをつけ、線を引きカッターでカットしていきます。
3.うまくカット出来たら(A1)を収めていきます。
※カットはドライヤーで軽く温めると加工しやすいです。
表面に深めの傷をつけて折り曲げてから裏面を切ると楽に切れます。
4.入り隅や出隅の場所もこの方法を応用しながら収めていきます。
5.入り組んだ場所も基本的には同じです。鉛筆など使い丁寧にしるしをしながら施工しましょう。
最後にもう一度ローラーなどでプレスし、圧着しながら仕上がりをチェックしていきます。糊のはみ出しや汚れなどもキレイに拭き取りましょう。拭き取りには、エタノールやオレンジオイルなどを使用すると床を傷めずにキレイになります。
この時点でついてしまった糊は落とさないと、乾くとなかなか落ちなくなりますので気をつけて下さい!
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